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生理不順・月経困難症・子宮内膜症
  • 東洋医学における:月経不順(生理不順)

    月経不順とは、月経の周期・持続日数・経血量が正常範囲をはずれていることを指し、月経痛・経血の色や性状の異常なども含まれています。
     
    月経の周期と持続期間及び経血の量・色・性状には、相互に関連性があり、病態によって相対的に変化が現れますので、注意して観察する必要があります。
     
    月経は、臓腑・経絡の協調のもとに、血が衝脈・任脈を通じて子宮に下ることによって正常になります。
     
    各臓腑は「心は血脈を主る・肝は血を蔵す・脾は統血す・脾胃は生血の源・腎は精を蔵し血を生ず・肺は百脈を朝す」といった関係で、血の生成・運行に関与しているので、いずれかの臓腑・経絡に異常があれば、月経にも異常が現れます。
     
    安易にホルモン療法などでその場をしのぐのではなく、病態を根本的に改善して自力で月経を正常に発来させるべきであり、東洋医学的治療が有効かつ安全です。
     
    ただし、先天的異常・器質的病変・悪性腫瘍などが関与している場合もあるので、経過によっては西洋医学的な診断を受ける必要もあります。
     
     
    月経周期の異常
     
    月経周期は成人で約30日です。成長期・閉経期あるいは妊娠・出産・授乳の時期を除くと、通常あまり大きな変動はありません。
     
    通常の範囲を超えて周期が短いものを「経行先期(頻発月経)」、周期が長いものを「経行後期(稀発月経)」、周期が長短一定しないものを「経行先後無定期」と呼んでいます。
     
     
    月経周期が短い
     
    経行先期は、周期が24日以内に短縮する事です。
     
    たまに周期が短くなる程度であれば、この範疇には入りません。
     
     
    血熱(経行先期)
     
    熱が衝脈・任脈の血を下に降りて月経を早くさせる病態です。
     
    ①実熱(余分な熱を発生しているもの)
     
    周期が短い・月経量が多い・持続日数が長い・血色が深紅で粘着質、いらいら・不眠・あせり・暑がる・のぼせ・尿が濃いなど
     
    辛辣なもの・味の濃いもの・熱いもの・酒などの嗜好品により胃腸の熱が内生したり、あるいは精神的ストレス・抑うつ・怒り・悩み・恋情・過度の思慮などで体内に余分な熱が生じ、原因となる熱が衝脈・任脈にまでおよんで経血を下に降ろす病態です。
     
    治療を誤ったり長期にわたると、原因となる熱が体液を消耗するために、体液の不足に移行します。
     
    症状
    月経の周期が短くて経血量が多く、また持続日数も長く、経血色が深紅かつ粘着質であり、いらいら・怒りっぽい・不眠・あせり・暑がる・のぼせ・尿が濃い・舌質が紅・脈が有力で速いなどをともないます。
     
    ②陰虚(体液が不足しているもの)
     
    周期が短い・経血量が少ない・持続日数が短い・血色が紅い、頭のふらつき・めまい・熱感・手足のほてり・のぼせ・頬部の紅潮・腰や膝がだるく力が入らないなど
     
    熱の留滞・慢性病・熱病・頻回の出産などで血が消耗し、陽気が相対的に余って内熱が生じ、内熱が経血を下に降ろす病態です。
     
    症状
    月経の周期が短くて経血量が少なく、持続日数も短く、経血色は紅く、頭のふらつき・めまい・耳鳴り・からだの熱感・手足のほてり・のぼせ・頬部の紅潮・ねあせ・腰や膝がだるく力が入らない・舌質が深紅・脈が細く速いなどをともないます。
     
     
    気虚(気・エネルギーが不足しているもの)
     
    周期が短い・多い経血量・血色が淡くて稀薄、元気がない・息切れ・声に力がない・食欲不振など
     
    先天的虚弱・過労・慢性病・飲食の不摂生などで気が不足し、気が血を統摂する力が弱くなるために、経血の下注が早くなる病態です。
     
    症状
    月経の周期が短くて経血量が多く、血色は淡くて稀薄であり、元気がない・気力がない・疲れやすい・ものをいうのがおっくう・息切れ・声に力がない・食欲不振・舌質が淡・脈が弱いなどをともないます。
     
     
    月経周期が長い
     
    経行後期は、周期が39日以上に延長することで、甚だしければ2~3ヶ月あるいは半年に1回の月経という場合もあります。
     
    たまに周期が延長する程度の物は、この範疇には入りません。
     
     
    血寒(冷えによるもの)
     
    寒冷により血行が悪くなり、血が衝脈・任脈を通じて子宮に降りるのが遅延して、月経の周期が延長する病態です。
     
    ①寒凝(寒さによるもの)
     
    周期が延長・経血色が暗紅で血の塊や強い月経痛、からだにふれるといやがる・下腹部の冷え・顔色が青いなど
     
    月経時や出産時に、寒冷の環境や薄着で冷える・冷たい物を過度に摂取する・雨に濡れる・水遊びをする・風邪をひくといった原因により、凍結の性質をもつ冷えが衝脈・任脈に侵入して血を凝滞させる病態です。
     
    基本に血液の不足があり、血液の流通が十分でない場合に、寒さを受けやすいといえます。
     
    治療を誤ったり長引かせると、寒さが次第に陽気を消耗するために虚寒へと移行します。
     
    症状
    月経の周期が延長し、経血色が暗紅で少量であり、血の塊や強い月経痛があり、触れられるのをいやがり、下腹部の冷え・顔色が青い・水にぬれたような舌苔・脈が沈んで力があるなどをともないます。
     
    ②虚寒(体力低下で寒くなるもの)
     
    周期が延長・経血色が黒く量が少ない・月経終了後に下腹部の鈍痛、元気がない・寒がる・下腹部や手足の冷え・腰や膝がだるく力が入らないなど
     
    寒さの長期滞留・先天的虚弱・慢性病・出産による衰弱などで、陽気が衰弱し、血を動かす力が弱くなると同時に、温める力が低下して生じた虚寒の冷えにより血液の滞りをひきおこしている病態です。
     
    寒冷にさらされると、容易に寒くなります。
     
    症状
    月経の周期が延長し、経血色が黒くて量が少なく、月経終了後に下腹部の鈍痛が生じる事があり、温めたりおさえると楽になり、元気がない・疲れやすい・寒がる・下腹部や手足の冷え・腰や膝がだるく力が入らない・舌質が淡でぼってりしている・水にぬれたような舌苔・脈が弱くて遅いなどをともないます。
     
     
    血虚(経行後期)
     
    周期が延長・経血色が淡く量が少ない・月経終了後に下腹部が痛む・顔色や皮膚につやがない・毛髪があれる・爪がもろい・目の疲れ・しびれ感など
     
    慢性病・出血・多産などによる血の消耗、あるいは胃腸の弱りによる血の産生不足が原因で、血が不足して衝脈・任脈をなかなか満たすことができないために、月経の周期が延長する病態です。
     
    症状
    月経の周期が延長し、経血量が少なく淡色であり、月経終了後に下腹部がシクシク痛むことがあり、おさえると楽になり、顔色や皮膚につやがない、毛髪が荒れてぬけやすい・爪がもろい・目の疲れ・目の異物感・目のかすみ・四肢のしびれ感・動悸・舌質が淡・脈が弱いなどがみられます。
     
     
    肝鬱気滞(経行後期)(ストレスによるもの)
     
    周期が延長・経血量が少ない・月経前または前半に下腹部の痛み・ゆううつ・いらいら・ヒステリックな反応・怒りっぽい・脇胸部や乳房が張るなど
     
    精神的ストレス・悩み・怒り・不安・緊張などで肝気が鬱結し、体中に栄養が巡りきれなくて気の流れがうっ滞し、気の流れが失調して血行が不十分になるために、血が衝脈・任脈を通じて子宮へ降りるのが遅延し、月経の周期が延長する病態です。
     
    症状
    月経の周期が延長し、経血量が少なく色は正常であり、月経前あるいは月経前半に下腹部の張った痛みを呈することがあり、触れられるのをいやがり、ゆううつ・いらいら・ヒステリックな反応・怒りっぽい・胸脇部や乳房が張る・腹満・弦を張ったように緊張した脈などをともないます。
     
    痰湿(経行後期)
     
    多食・食生活の不摂生・飲酒癖などで胃腸が障害され、水質の運化が低下して痰湿が生じ、痰湿が下注して衝脈・任脈を阻滞するために子宮への血の下行が遅延し、月経周期が延長する病態です。
     
    症状
    月経の周期が延長し、経血が淡色で粘着質であり、ふだんから帯下が多く、肥満ぎみ・からだがだるい・むくみ・胸や腹が張って苦しい・吐き気・口が粘る・白くべっとりとした舌苔などをともないます。
     
     
    月経周期が一定しない
     
    経行先後無定期は、周期が短縮したり延長したりして不規則なことです。
     
    月経周期がたまに乱れるものや、閉塞期にみられる先後無定期は、正常とみなしてよく、この範疇に入りません。
     
     
    肝鬱気滞(経行先後無定期)
     
    緊張・悩み・怒りなど事あるごとに月経が乱れる・開始前や初期に痛む、いらいら・怒りっぽい・ヒステリックな反応・ゆううつ・ため息・乳房や腹の張りなど
     
    精神的ストレス・悩み・怒り・緊張・不安などで肝気が鬱結し、エネルギーの巡りが失調して気血の運行が乱れるために、衝脈・任脈を通じて血液が子宮へ下行することも不規則になり、月経周期が一定しない病態です。
     
    症状
    緊張・悩み・怒り・不安などの情緒変動があり、事あるごとに月経が乱れ、月経開始の前や初期に痛みをともなうことがあり、いらいら・怒りっぽい・ヒステリックな反応・ゆううつ・ため息・乳房や腹の張りなどがみられます。
     
     
    腎虚(経行先後無定期)
     
    周期が不定・経血が淡く稀薄・月経終了時に下腹部や腰の痛み、顔面がどす黒い・頭のふらつき・耳鳴り・腰や膝がだるく力が入らないなど
     
    多産・性生活の不節制・頻回の人工中絶・慢性病・先天的虚弱などが原因で腎精が不足し、精が血を生じないために肝血も不足し、肝気の疏泄が失調するために気血の流行が失調し、衝脈・任脈を通じた血流の子宮への下行が不規則になり、月経の周期が不定になる病態です。
     
    月経の周期が一定せず、経血色が淡くて稀薄であり、月経終了時に下腹部や腰の痛みが生じることがあり、顔色がどす黒い・目のまわりにくまがある・頭のふらつき・めまい・耳鳴り・腰や膝がだるく無力などがみられます。
     

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