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鏡薬品 波動漢方研究所
  • 2017.09.20

    東洋医学における:頻尿

    頻尿とは、尿の回数が通常の範囲を超えて多く、不快に感じる事です。
     
    尿は膀胱に貯えられ、腎の陽気によって貯蔵と排泄が調節されているので、頻尿は直接的には膀胱・腎の病変によって発生します。ただし、体液が尿に変化する過程には、肺のエネルギーや栄養を巡らす働き・胃腸の働き、さらには肝臓の働きも関与しているので、多臓の病変も頻尿を引き起こすことがあります。
     
    夜間多尿は夜間の尿量増多ですが、実際には夜間に排尿の回数が増加する「夜間頻尿」も含まれているので、一般的な頻尿とはやや異なります。
     
     
    急性の頻尿
     
    急性に発症して経過も長くない頻尿の多くは、外からの影響によります。
     
    治療が不適切であったり、体質が大きく関与する場合には、長引いたり慢性化する事もあります。
     
     
    膀胱湿熱(膀胱に炎症があるもの)
     
    頻尿・尿意促拍・排尿痛・排尿困難・尿道の灼熱感・残尿感・尿の混濁・夜間にも同様の症状があって眠れず、発熱をともなうことがある
     
    湿熱や細菌などが膀胱を犯し、熱が尿を下迫するために頻尿になりますが、湿邪が気を滞らせているので排尿が困難で痛みをともなう病態です。
     
    尿路系感染症に相当します。
     
    症状
    頻尿と共に尿意促拍・排尿痛・排尿困難・尿道の灼熱感・残尿感・尿の混濁などを呈し、夜間にも同様の症状があって眠れず、発熱をともなうこともあります。
     
     
    肝鬱気滞(ストレスによるもの)
     
    頻尿、尿意促拍・残尿感、尿量が少ない・情緒の変動で頻尿が甚だしくなる・睡眠中は症状が消失、いらいら・怒りっぽい・ゆううつなど
     
    精神的ストレス・緊張などによって肝気が巡らず、自律神経が失調して膀胱の気を乱すために、尿の貯留が少ないにもかかわらず頻尿をおこす病態です。
     
    膀胱神経症に相当します。
     
    症状
    頻尿とともに尿意促拍・残尿感がみられますが、尿量が少なくて尿の混濁はなく、情緒の変動によって頻尿が甚だしくなり、睡眠中には症状が消失し、いらいら・怒りっぽい・ゆううつ・ヒステリックな反応・胸脇部が張って苦しい等をともないます。
     
     
    寒凝下焦(寒さを下半身に受けたもの)
     
    頻尿・尿意促拍・残尿感、下腹部や下肢の冷え
     
    寒い季節や環境のもとで冷え、凍結の性質をもつ寒さが腎・膀胱を犯し、腎と膀胱の気を滞らせて乱すために頻尿を呈する病態です。
     
    冷え性や貧血の体質のものによく発生し、対処を誤ると慢性化してしまいます。
     
    膀胱炎とよく間違われて抗生物質などを投与されますが、原因は冷えですので、効果がないだけでなく薬物の刺激で悪化を招きます。
     
    症状
    頻尿とともに尿意促拍・残尿感がありますが、尿は稀薄で混濁しておらず、下腹部や下肢の冷えをともないます。
     
     
    慢性・反復性の頻尿
     
    慢性に反復して経過の長い頻尿は、体質的な要素の関連が強く、多くは虚証(体力がない体質)といえます。
     
     
    腎虚
     
    腎はエネルギーを蓄え、腎気が体液を温め気化してめぐらせることと、漏れ出ることを防ぐ働きをし、尿の排出と貯留を調節しています。
     
    腎精(腎の精力)が不足するとエネルギー代謝が失調して頻尿などの異常が現れます。
     
     
    ①腎気不固(腎臓系統がしっかりしていないもの)
     
    頻尿・尿失禁・遺精、頭のふらつき・耳鳴り・腰や膝がだるく力が入らないなど
     
    先天的虚弱・老化・慢性病・性生活の不節制・過労等により、腎精が不足して腎の栄養をとどめきれなくなり、頻尿・遺尿・遺精などを引き起こす病態です。
     
    症状
    頻尿とともに尿失禁・遺尿・遺精などがみられ、頭のふらつき・耳鳴り・腰や膝がだるく力が入らないなどをともないます。
     
     
    ②腎陰虚(腎を潤す体液が足りないもの)
     
    頻尿・尿は濃く少ない、めまい・耳鳴り・頬部の紅潮・のどの渇き・からだの熱感・のぼせ・手足のほてり・ねあせ・腰や膝がだるく力が入らないなど
     
    慢性病・老化・性生活の不節制・熱病などで腎の陰精が不足し、陽気が相対的に余って熱を生じ、精不足による固摂の低下と熱による尿の下迫のために、頻尿が生じる病態です。
     
    症状
    頻尿で尿は濃く少なく、めまい・耳鳴り・頬部の紅潮・のどの渇き・からだの熱感・のぼせ・手足のほてり・ねあせ・腰や膝がだるく無力・舌質が紅・脈が細く速いなどがみられます。
     
     
    ③腎陽虚(腎の温める力が低下したもの)
     
    夜間の頻尿・多尿・日中は回数・量が少ない、元気がない・四肢の冷え・寒がる・むくみ・腰や膝がだるく力が入らないなど
     
    慢性病・老化などによる衰弱で腎の陽気が不足し、体液を温めて気化し全身にめぐらせることができないために、体液が停滞してむくみや日中の尿量現象が生じる一方、陽気が内側に向かう夜間には気化がやや回復するために、夜間頻尿を引き起こす病態です。
     
    症状
    夜間頻尿・多尿があり、日中は尿の回数も量も少なく、元気がない・四肢の冷え・寒がる・むくみ・腰や膝がだるく力が入らない・舌質が淡白・水様の舌苔・脈が弱く遅い等をともないます。
     
     
    肺虚失制(肺の弱りによるもの)
     
    頻尿・多尿・色がうすい、尿失禁・夜尿、疲労すると悪化する、元気がない、疲れやすい・
    息切れ・声に力がない等
     
    慢性病・先天的虚弱・老化・過労等で肺気が衰えて寒さが生じ、栄養を巡らす機能が不十分になり体液が発散されないまま下に降り、膀胱の働きが失調して頻尿を引き起こす病態です。
     
    症状
    頻尿で尿量が多く色もうすく、甚だしければ尿失禁や夜尿をともない、疲労すると悪化し、元気がない・疲れやすい・息切れ・声に力がない・舌質が淡・脈が弱い等がみられます。
     

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