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鏡薬品 波動漢方研究所
  • 2017.09.06

    東洋医学における:喘息

    喘息とは、呼吸が困難になり、ヒューヒュー・ゼーゼーと喘息をともなう発作を繰り返す病変です。呼吸困難の「喘」と喘鳴の「哮」が特徴であるために「哮喘」と呼ばれてきました。
     
    古人は「内に壅塞の気あり、外に非持の感あり、隔に膠固の痰あり、三者相合し、軌道を閉拒し、搏撃して声あり」と述べ、胸中にある痰が気道をふさぎ、なんらかの外からの要因によって発作が誘発されることを指摘しています。
     
    西洋医学的には、アレルゲンなどの外因を重視して脱感作を行っていますが、この治療は一面的であるために効果はそれほどではありません。また、ステロイド・気管支拡張剤などは、単に発作を止めるだけで、長期に用いると生体を痛めつける両刃の剣でもあり、また大切な生体の防衛反応である痰の喀出反射としての咳も抑制してしまい、根本的な問題である「内伏の痰」を増大させて難治の病態へと追い込むことになります。
     
    東洋医学の治療は、根本的な病態の改善によって痰を除き、痰の産生を防止し、気道を開通させるとともに外因に対する抵抗力を高めることを目的とします。
     
    長期にわたり慢性化した喘息、あるいはステロイドや気管支拡張剤などを使い続けた方の難治の喘息を除き、漢方治療は西洋医学的治療よりはるかに有効です。とくに、病態がこみ入っていない子どもの喘息には、短期間で著効を示すことが珍しくありません。なるべく早期に西洋医学的治療を切り上げ、東洋医学治療に変更されることをおすすめします。なお単純な病態は少ないので、漢方の専門家にご相談ください。
     

     
    風邪ひき・疲労・冷え・寝不足・ストレス・アレルゲンの吸入など、さまざまな原因によって内在している痰がゆり動かされて発作が誘発されます。
     
    発作時に咳をともなうのは、生体が淡を出そうとして防御反射が働いていることを示すよい徴候であり、呼吸困難・喘息だけの状態よりも治りやすいといえます。多くの場合、多量の痰が出ると発作が軽減したりおさまるところから、痰の排除が重要であることがわかります。
     
    発作に対する漢方薬の効果は、よほど的確でなければ西洋薬より劣ります。しかし、無理やり発作を止めて、痰を停滞させ病変を次第に悪化させる西洋薬より、病邪や痰を除くことを通じて発作を自然に止める漢方薬のほうが、長い目でみればより有効といえます。
     
    間違えてはならないのは、発作を止めることが喘息の治療ではないという事です。病変を根本から改善し、次の発作をひきおこさないようにすることが大切です。ですから、西洋医学的で発作時の治療薬をずっと服用し続けることは、根本治療とは無関係であり、むしろ有害になることを知っておくべきです。
     
    発作時は、とにかく過去に有効であった方法で対処すればよいのですが、漢方薬が効果的であればそれにこしたことはありません。発作の形態は、季節・環境・体質などによってさまざまであり、単純ではありませんが、大きく分けると以下の数種に区別できます。
     
     
    寒飲阻肺
     
    呼吸困難・喘息、鼻水、うすい痰・顔色蒼白・温かい飲み物を欲する・手足が冷たいなど
     
    胃腸や腎臓系統の陽気が不足して、からだの中の水液を運輸したり温めて気化させる力が弱いために余分な水分が生じて内在しており、外来の風寒・寒湿などの原因によって水分がひきうごかされて肺気をはばむために喘息が引き起こされる病態です。
     
    寒冷の気候や環境・冷たい飲食物の摂取・風邪ひき・疲労などによって誘発される喘息発作であり、もともと機能やエネルギー代謝の低下があって体内に水分が停滞する体質のものにみられます。
     
    症状
    呼吸困難・喘息・甚だしければ起坐呼吸を呈し、鼻水・うすい痰・顔面蒼白・のどが渇かないあるいは温かい飲みものを欲しがる・手足が冷たい・水っぽい舌苔などをともないます。
     
    風邪ひきによる悪寒・頭痛・からだの痛み・発熱などの症状に引き続き発症することもあります。
     
     
    痰熱阻肺
     
    呼吸困難・呼吸が速く荒い・喘息、口が粘る・口の乾燥・水分を欲しがる・胸が暑苦しい・粘着質な痰など
     
    熱病・慢性病などで体液が消耗し濃縮されて痰を形成したり、あぶらっこいもの・しつこいもの・味の濃いもの・辛辣なもの・油などの嗜好によって生じた内熱が体液を煮つめて痰を形成したり、精神的ストレスで熱が体液を煮つめて痰を生じ、痰が肺に内伏しているときに、湿熱・暑・風熱などの原因を感受して痰がひき動かされ、痰が肺気をはばむために咳が発症する病態です。
     
    暑い気候や環境・酒や辛辣なものの摂取・風邪ひき・疲労などによって誘発される喘息発作であり、体内の代謝亢進により熱の産生が高く体液が濃縮されて痰を形成しやすい体質の人にみられます。
     
    症状
    呼吸困難・呼吸が速く荒い・喘鳴(ヒューヒュー・ゼーゼー)を呈し、口が粘る・口の乾燥・水分を欲しがる・胸が暑苦しい・粘着質な痰・黄色くべっとりした舌苔などをともないます。
     
    風邪ひきによる軽度の寒気・咽痛・発熱などの症状につづいて発症したり、便秘を呈することもあります。
     
    痰気交阻
     
    呼吸困難・喘鳴(ヒューヒュー・ゼーゼー)・咳・白く粘着質な痰、食欲不振・泥状便・腹満・胸苦しいなど
     
    胃腸の働きが低下して気血の産生が低下するとともに水質が停滞して痰を生じ、血液の供給が少ないために肝臓の血液も不足して肝気を柔和にできず自律神経の働きが失調するという状態のもとに、精神的ストレス・疲労などの外からの原因が加わって気機の失調が甚だしくなるために痰をひき動かし、痰と気が結びついて気道の通過をはばんで喘息が発症する病態です。
     
    精神的ストレス・緊張・疲労・風邪ひき・気温の変動などで誘発される喘息発作で、普段から消化吸収の能力に問題がある体質のものにみられます。
     
    症状
    呼吸困難・喘鳴(ヒューヒュー・ゼーゼー)・咳・白く粘着質な痰とともに、食欲不振・泥状便・腹満・胸苦しい・白い舌苔・脈が弦を張ったようになるなどがみられます。
     

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