難病でお悩みの方を漢方で治すため、鏡薬品では様々な研究を重ね、徹底した原因追及を行い、治る道筋をたてます。

サイトマップ
鏡薬品
病名不明・長く続く不調根本の原因は別の場所にあります

漢方薬を難病の患者様それぞれの身体に必要な分だけお出しし、より効果的に、負担のない治療を行っています。

鏡薬品 波動漢方研究所
  • 2017.09.05

    東洋医学における:冷え性

    冷え性とは、ある一定の期間にわたってからだのどこかに冷えを自覚し、不快感や苦痛を感じる事です。ふつうの人が寒いとは感じない気候や環境で冷えを感じたり、寒い気候や環境の中でふつうの人よりも強く冷えを自覚します。
     
    一般に冷える部分にふれると冷たく感じます。しかし、ふれて冷たくても本人が冷えを自覚しなければ冷え性ではありません。

     
     
    強い冷え
     
    一年を通じて冷えを感じ、少しでも涼しくなると強く冷えて、靴下や厚めの下着が離せなかったり、寒さに向かう季節になると早々と暖房器具を使用し、温かい時期になってもなかなか離れられません。
     
    一般には寒がりで、秋冬をつらく思い、クーラー・冷蔵庫・扇風機などが嫌いであり、冷たい飲食物を好みません。
     
     
    陽虚(先天的虚弱・慢性病・老化により、からだを温める力が衰えて冷えが生じたもの)
     
    先天的虚弱・慢性病・老化などにより陽気が衰え、温める力が衰えるために寒さを生じ、冷える病態です。
     
    からだの機能が衰弱してエネルギー代謝が微弱になり、血行も悪くなって温める能力が低下した状態に相当し、衰弱の症状をともなっています。
     
    ①心腎陽虚(心臓と腎臓系統を温める力が足りないもの)
     
    腰から下肢が冷え、頭・陰部・手の冷えをともなう、うとうとする・足腰のだるさ・夜間頻尿など
     
    体を温める力を主る心と腎の陽気が衰えて、全身を温める事ができないと同時に、心の司る神明(精神意識)の衰えや腎の主る水液代謝の低下や腰の衰えなどがみられます。
     
    症状
    一般に腰から下肢が冷えることが多く、頭や陰部、手の冷えなどをともなうこともあり、元気がなく疲れやすい・寒がる・日なたや温かい場所を好む・厚着をしたり縮こまる・すぐにうとうととして横になりたがる・腰や足がだるく無力・夜間頻尿・舌質が淡白・水様の舌苔・脈が弱く遅いなどがみられます。
     
     
    ②脾胃陽虚(胃腸を温める力が足りないもの)
     
    腹や手足が冷え、元気がない・食欲不振・消化が悪い・腰痛・下痢・つばやよだれが湧く
     
    脾胃の陽気が衰えて、温める力が不足するとともに消化・吸収・代謝も悪くなり、血液を生じる栄養源が不足し、四肢を養えない病態です。
     
    消化吸収機能が低下して、エネルギーの供給源が不足するために、産み出される熱量が少なく、血行も弱くなった状態に相当します。
     
    症状
    一般に腹や手足が冷え、元気がなく疲れやすい・食欲不振・少ししか食べられない・食べても味がしない・消化が悪く腹にもたれる・腹がシクシク痛む・吐き気・下痢をしやすく不消化物が混じる・つばやよだれが湧く・顔色が悪い・舌質が淡白・白い舌苔・脈が弱いなどがみられます。
     
     
    寒湿(寒さと湿気をともなうもの)
     
    寒冷・湿気のもとに病気の原因となるものが侵入したり、からだの機能が低下して、冷えとともに水分が停滞しむくみをともなう。
     
    寒冷・湿気などで寒湿の病気の原因となるものが外部から侵入したり、温める力がなくて寒さと湿気が発生し、体内に寒湿が停滞する病態です。からだの冷えとともに水分(湿)が停滞して、むくみをともなうのが特徴です。水分が皮下や筋肉内にあふれ、からだにとって余分な重量になると同時に、筋肉の動きを阻害するために、自覚的には重だるく動きにくくなります。また、水分が血管を外から圧迫するので血行が悪くなり、水分が外界の寒冷で冷やされると冷却効果がより高まって持続するために、冷えが強くなります。水分は下方に貯留しやすいので、一般に下半身の冷えが顕著です。
     
     
    陽虚寒湿(温める力が足りなくて、寒さと湿気をともなうもの)
     
    強い冷え・寒がる・元気がない・からだが重だるい・下肢のむくみ・尿が少ない・排尿困難など
     
    先天的虚弱・慢性病・老化などにより、温める力が衰えて冷えが生じると同時に、胃腸の水分がうまく消化・吸収・代謝されずに水湿が発生し、水湿と冷えが結びついて寒湿となり、寒湿はさらに温める力を阻む病態であり、心臓・腎臓・胃腸の冷えによって現れます。
     
    機能が衰弱して熱量が生み出しにくくなり、血行も不足して冷えが生じると同時に、水分の運行と排泄の能力も低下して湿が停滞し、皮下や筋肉の組織間隙にあふれた状態に相当します。
     
    症状
    強い冷え・寒がる・元気がなく疲れやすい・気力がない・からだが重だるい・下肢のむくみ・動きにくい・尿量が少ない・排尿困難・舌質が淡白で胖大・白い舌苔・脈が弱いなど
     
    場合によっては全身のむくみ・腹水・胸水などが発生し、吐き気・嘔吐・下痢・腹痛・呼吸困難・動悸などを呈して、入院加療を考慮しなければならないこともあります。
     
     
    ②寒湿定着肌肉(寒さ)
     
    下半身の冷え・下肢の軽度のむくみ・からだが重だるい・腰痛など
     
    寒冷と湿気にさらされたために、寒湿の原因となるものが筋肉に侵入して定着し、陽気を阻滞するために温める事ができなくなり、冷えを生じる病態です。
     
    水分の排出や発散が妨げられて水分が体内に停滞したり、外界からの湿気が体内に侵入してとどまり、血行を阻滞する病態に相当します。
     
    魚屋・八百屋・調理師・漁師・水中作業者など湿気が多く冷たい環境で仕事に従事する人に、あるいは汗で濡れて冷えた着衣を着たままで作業したり、湿気の多い住宅で発症する事が多くなります。
     
    一般に、「病気の原因となる湿気は下から受ける」といわれ、水分は比較的に重いので下方に停留しやすく、下半身だけが冷える事が多くなります。古人は「水中に座っているようである」とか「腰以下が冷え、五千銭を帯びているように腰が重い」と表現しています。
     
    症状
    下半身の冷え・下肢の軽度のむくみ・からだが重だるく動かしにくい・腰痛など。食欲・排尿・元気などは通常です。
     
    なお、この状態が長期にわたったり、反復したり、元来あまり丈夫でない人がこの状態になると、次第に「陽虚寒湿(温める力が足りなくなって寒さと湿気をともなうもの)」に変化していくので、早期の治療が望まれます。
     
     
    寒凝(寒冷刺激で血管が収縮して血行がとどこおるもの)
     
    寒冷の時期あるいは環境で、凍結の性質をもつ寒さの侵襲を受けて血脈が滞るために発生する病態です。
     
    寒冷刺激により血管が収縮して、血流が滞る状態に相当します。
     
     
    ①血虚受寒(血液が不足して寒さを感じるもの)
     
    四肢の末梢・下肢の内側・陰部・下腹部両側の冷え、爪がもろい・筋肉のひきつり・腹痛など
     
    血液が不足することにより寒さが侵入して停滞し、血脈を滞らせる病態です。「肝は血を蔵す」で、下肢の内側から陰部を通り両下腹部を上行している肝の経絡に沿って冷えがみられるのが特徴です。
     
    血虚とは栄養状態が悪く、循環血液量も少なく、元来血行に問題のある体質であり、寒冷刺激が加わると容易に血流が影響を受けます。
     
    症状
    四肢の抹消・下肢内側・陰部・両側下腹部などが冷え、顔色につやがない・皮膚のきめが粗い・爪がもろい・筋肉のひきつり・腹痛・外陰部の収縮・脈が沈んで細などがみられます。
     
    とくに女性によく発生し、月経痛・月経の遅延などをみることが多くなります。
     
     

個人情報保護 リンク集

Copyright©2016 鏡薬品 All right reserved.